ベーコン展と近代日本画

学科長の飯田です。近代美術館にベーコン展を観に行って来ました。

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デザイン専門学校の学生なら常に作り手の視点が必要
展覧会場のポートレイト


実は、20代にはアーティストを目指していたんです。その頃ペイティングにおいてフランシス・ベーコンは僕のアイドルの1人でした。ちょっとボリューム不足な気もしたけど久々にベーコンワールドを堪能しました。

ところで、この近代美術館に来る時はいつも楽しみがあります。近代美術の名作揃いの常設展です。個人的には近代日本画が楽しみ。20代はアバンギャルドを気取っていたので口にはあまり出さなかったけど、実は子どもの頃から日本画は好きでした。詳しくはありませんがね。。。

すっごく楽しみにしていたのが川端龍子の屏風「草炎」。これは本当に凄い!ぜひ皆さんにも観て欲しいですね。…が、今回は出品されていませんでした。残念。ま、好きな速水御舟、冨田渓仙が観られたので許してやりますか。

www.momat.go.jp/momat60/vote/detail.php?id=genre2_10

さてさて、最後に教師っぽいことを一言。展覧会を観る時にデザイン専門学校に通う学生としては、主題や感情を感じるように受け止める以外に、作り手として自分が描くならどう描くかなんて視点も持って欲しいと思います。

そうして観ると、ベーコンや近代日本画もその画面構成の巧みさに舌をまくと思います。こう言う視点の積み重ねは必ずデザインを上手くします。楽しみは楽しみとして、一方では作り手の視点を常に持つことがデザイン上達の早道です。